【ポケモン考察】ステロ猿VS積みリレーのステロポケモン

第10回の社オフで使ったこの猿

臆病CS
めざ氷/しんくうは/ステロ/がむしゃら

この変な型の使い方についてざっくりと

まずこのポケモンを採用した理由をもう一度載せますと

①初手ウルガモス対面で見た目スキを見せづらい（実際には有効打はない）
②ステロガブ・ステロ型破りドリュウズ・ステロマンムーに対して±０以上の仕事ができる
③上記のステロ巻きポケモンがスカーフだった場合、1発耐えてS判定が行えるため、そのまま落ちることでハッサム・カイリューの起点を作ることができる
④相手がリスクのある行動をしてきた場合（初手こちらのステロのタイミングで攻撃してきて、HP１になった猿対面で起点にされるのを嫌って交代するなど）にがむしゃら→先制技の流れでPTを崩壊できる
⑤ハッサムカイリューが動きづらい相手のハッサム・ヒードランなどにも見た目上弱くない

です。このうち特に意識したのが②と④です

まず　オフの環境にたくさんいそうなステロ巻きポケモンと、その取り巻きについて

【ステロを撒いてきそうなポケモン】

※エアームドも受けループなどにいる型ではなくASステロ想定。そもそも受けループにはゴウカザルは出さないためラッキーなども考慮しない

【その取り巻きでいそうなポケモン】

このあたりのポケモンいるPTに対して　ゴウカザル+ハッサム+カイリューの選出をしようと思ったら、（実際にされるかはわからないけど）当たり前だが相手の　ステロ撒き+ハッサム+カイリューの選出にもこれで勝てないといけない。

オフでこの組み合わでのステロ撒きとして個人的によく見るのは　

無邪気？CS　流星群/ステルスロック/大文字/地震＠襷

陽気AS つららばり/地震/ステルスロック/氷の礫＠襷
意地っ張りAS　地震/ステルスロック/氷の礫/吠える＠襷

このあたりとゴウカザルが対面したところからスタート

①とりあえず初手はガブに対してはめざ氷。マンムーに対しては真空波から入る。理由は、襷をつぶしておきたいから。また、ガブリアスについてはスカーフの判定もできる

ゴウカザルから185-80マンムーへの真空波
→90〜108　48.6%〜58.3%　乱数2発 (93.8%)

ゴウカザルから183-105ガブリアスへのめざめるパワー氷
→156〜188 85.2%〜102.7% 乱数1発 (18.8%)

②相手が初手ステロならこちらも2ターン目でステロ。相手が殴ってきたらこちらももう一度殴って落とします。
おそらく殴ってくるとしたら地震で殴ってくると思うので、体力は１になっているはず

※ちなみにガブリアスがASスカーフの場合
ゴウカザルから183-105ガブリアスへの真空波
→34〜42 18.5%〜22.9% 乱数5発
めざ氷+真空波で確定で落とせます。スカーフマンムーは真空波で上から2発で、万が一落ちなくてもハッサムかカイリューで起点にすればいいのですが、ガブリアスはカイリューが1舞しても抜けず、ハッサムにも有効打があるのでここで処理できれば大きいです。地味に真空波が非接触技なのでサメ肌で相打ちになることもない。

【2,5】
②で相手がステロを巻いてきた場合はステロを巻きあった状態だと思うので、そのまま素直に殴って落とす。捨ててきてくれれば理想だが交換されてもいい

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ここまでで
相手がステロ巻きを捨ててきてもそうでなくても、裏のポケモンのうち1匹とHP１のゴウカザルが対面しているはずです。この時点で
①どちらもステロを撒いていて相手は2体目がわれている
②どちらもステロを撒いていなくて、相手は2体目がわれている

かつゴウカザルがHP1であることにより起点回避を行うことができます

もしステロを撒くことができない場合にカイリューなどが死にだししてきた場合。龍の舞/逆鱗/炎技/神速だと　（めざ氷を耐える）竜の舞→神速で猿を処理　のまま　　ハッサムカイリューがたてられたり、うまく起点にできない可能性があります

ここでがむしゃらがあれば、万が一ステロを撒けない場合でもがむしゃらをおしておけば、少なくとも起点になることは回避できます。このためにがむしゃらは切りたくても切れませんでした。
積んできたりしてがむしゃらが入った場合は、がむしゃら→真空波で処理したり、がむしゃらだけ入れてしんそくなどで処理されても後続のバレットや神速で安全に処理できます。

このように　どれも切ることのできる技がなく、この構成に落ち着きました。
最悪がむしゃら→真空波で１：１交換が狙えるのもいいところだと思います

実際には炎技やインファイトはないのですが、上記のステロ撒きのポケモンで相性が悪いのは

このくらいです。レッドカードコバルオンやエアームド、吠えるもちのポケモンは多少難しくなってきますが、ステロ巻きの中ではガブリアスやマンムーとくらべるとそこまで個体数は多くないので、考慮する必要はありますがうんたん